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     アウトドア犬パンサのジーンズカジュアルライフレポート
         『犬のパンサのジーンズおもしろ話』vol.4
            ホントの自由ってなんだろう!?

             1998・8・5(水)発行
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こんにちは!犬のパンサです。

カジュアルライフを追求するパンサとしては生き方が大切。
そこにひとつの形としてジーンズがある。今回は大きくカジュアルライフを考えてみ
る。
ホントの自由ってなんだろう!?

ということで前回はウィーンのアーティスト、フンデルト・ワッサーさんの話だった
けれど、とにかくウィーンってところは多くのアーティストを生み育てているところ。
1800年代の後半から1900年代の前半に活躍した建築家オットー・ワーグナーの世期末
様式アールヌーボーのマジョリカハウスなどを見てもう〜んと唸ってしまう。
すごい芸術作品を普通にアパートで今、使ってるんだもんね。

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<マジョリカハウス


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<オットーワグナー作、一世紀も前に作られた電車の駅。
 現在も使われているのだ!



ウィーン市の美術館も外の壁面がアーティストによって白い壁が真っ赤に塗られていて・・
期間が終わったら、また、白く塗るらしい。
上野の美術館の壁をアーティストに解放するか!?日本の行政が。
絶対、出来ないし、しないだろう。

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<赤く塗られた美術館



なにかが違う!
我々は黙っていてはならない。
我々は飼いならされてしまっているのか。日本人も日本の犬も!

ドイツ、フライブルグはドイツ人が一番住みたい町らしい。パーク・アンド・ライドや
ゴミの再生、建設材料再生に力を入れていて世界的に環境共生都市として成功している都市。

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<ゴミの再生場

<建築廃材の再生場

<最後にはこんなに
 小さな砂利になって
 又使えるのだ。



その他に都市交通のカールスルーエ、ストラスブール(フランス女性が一番住みたい都市)
など環境都市を視察したママが一番、感動的だったのは路面電車に子供料金で犬が乗れること

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<カールスルーエ、路面電車。広場を走る。
 路面はフラットで歩きやすい。車はシャットアウト。


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<ストラスブール。自由に行きかう人々。


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<犬も乗ってしまうのだ。ここは天国?か。


だった。パンサもチケット買って電車に乗りたいヨ〜〜〜!

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<チケット販売機。小さくて見えないけど、
 確かに、犬の絵が・・・子供料金で。

<パーク・アンド・ライド。この標識が目印。
 ここから車を降りて電車で街の中へ。



ママがいうにはほとんどの犬がリードをされていない。
もちろん、訓練が行き届いているのだろうが・・・けれど、ほんとに自由に歩いている。

パンサなんかサ、いうこと聞く方だと思うよ。別にサ、迷惑なんかかけないしサ。
ちょっと、構われて、吠えるときがたまにあるけど。

だってサ、考えてもみてよ。人間同士ですれ違い様に「かわいい!」とか、「何ちゃん?」とか
いわれて、手出されてもいやでしょう!怒るのあたりまえだと思うけど。セクハラじゃないの?
それ! それこそ、「こわ〜い!」とか「びっくりした」なんて言われて、ひるまれたら、
こっちのほうが怖いや!人間同士ですれ違い様に、知らない奴に、「ブス〜」とかいうのと
一緒だとパンサは思う。

ママが教えてくれたけど、向こうの人は犬がいても無関心だって。犬がいることが普通の
ことなんだろうけど、変に犬をかまったりしないから犬も平然と歩いているって。
それも、でか〜い犬。人間の腰以上の体高の奴。ママは牛かと思ったって言ってた。
ドイツじゃあ、シュナイザーが多いらしい。日本みたいにミニチュアじゃない、でかいぞ〜!

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<ヨーロッパの犬事情。さっさと歩く犬をカメラにおさめるのは至難の業。もっと、でかいのがいたんだが・・・

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ま〜、これからだと思うけど、人間達ももっと、犬のことを理解してほしいよね。
ま、とりあえず、訓練して、ママのいうことを聞くようにするか。
処世術だからね。

とにかく、人間は自己責任がなっとらんね。バカにつける薬は無いっていうけど・・・
ほんと。

世の中の中心で政治やっている偉い先生ほどバカなのかもね。根本的なところがわかっと
らんネ。やっぱ、DNAに刻まれていないのネ。太古のことは忘れてしまい、私利私欲に
走る、悲しい性。パンサには狼のDNAが刻まれているもの。人間みたいに自分が食べら
れないものまでとり尽くしたりしないしネ。

とにかく、ママが安心するように早く総選挙にならないかなとパンサは祈っているのだ・・

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<シェーンブル宮殿の庭は
 市民に解放されている。それよりも、
 びっくりするのは宮殿は市民の
 アパートなのだ!

<路上でチェスを楽しむ人々。



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そんな、こんなを考えているとき、ジーンズのことを考える。ジーンズは長い時間を
かけて、その人のものになる。
最初はゴワゴワで硬くて、手に負えないやんちゃ坊主だ。パンサみたい。
だけど、愛情を持って接し、一緒に暮らすと、色が落ちて、良い味になってくる。
その人の生活と共に良きパートナーになってくる。
まさに、今のパンサじゃんか!!!!
パンサもジーンズも噛めば噛むほど味がでるの〜だ!

うちのパパは自分でつくった*WW2モデルを履いているけど、男の人にはこの型が
似合っているとパンサ、思うわけ。
ママは*’66モデルも履いている。細身ですらっと見えるから、これはお進め。
WW2もジーンズ慣れしてる女の子には格好よく履きこなせると思うヨ。

是非、挑戦してみてネ!

次回は横浜JKCの犬の川釣のバーベキュー大会の話題です。
お楽しみに!

パンサ、夏休みなので次回は8/14(金)の配信になります。

みんなの夏休みの過ごし方も教えてください。


ちょっと、支離滅裂だったかな?
いいの、いいの、と言ってください。

このメールに対するご意見やご感想をお待ちしています。

なにか、おもしろいテーマがあったら、メールください。
みんなで話しませんか。

犬のこと、ジーンズのこと、その他、なんでも、メール待っています。

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                                パンサ

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今回のジーンズ豆辞典では*ww2モデル、’66モデルを配信いたします。

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*ww2モデル

LEVI'Sによって第2時大戦の時に作られた501モデル

第2次世界大戦の時にアメリカ政府により物資コントロールの勧告がなされ
必要最小限の物資でジーンズを作らなければならなくなった。
その為、フロントボタンはオリジナルから市販のボタンに変わりコインポケットの
リベット、バックシンチ(ウエスト後ろの調節用のベルト)の廃止、又、LEVI'Sの
トレードマークでもあるアーキュエットステッチ(ヒップポッケットのステッチ)
までが糸の無駄とのことでペンキで書かれたステッチに変わってしまった。
ペンキにしてまでアーキュエットステッチを残したところにLEVI'Sのこだわりが
感じられる。又、前ポケットの袋布も使える生地は何でも使うとのことでチェックの
生地やネル地、ヘリンボーン地など色々な生地が使われている。
縫製工も戦時下の為、熟練していない人達も大勢居たと思われるその為ヒップポケットの
ステッチなどに歪みが見られるのも特徴的な部分である。


*’66モデル

LEVI'Sによって1960年代に作られた501モデル
フラッシャー(ヒップポケットに付いている紙のラベル)にC-1966と記されて
いたことから66モデルと呼ばれている。
この頃よりアイビーやモッズ等色々なファッションスタイルが出てきてLEVI'Sも
ワークウエアから、よりファッション性を取り入れてきた。シルエットの特徴としては
タイトで股上が浅くなっている。



<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<ジーンズ豆辞典参考になったかな?
パンサ、もっと勉強します。


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