きゃりあ・ぷれす

りーだーず・ぷれす
2005年12月22日号
高田ケラー有子著 「平らな国デンマーク」
〜「幸福度」世界一の社会から〜(NHK生活人新書)
<その2>
前号、<その1>の冒頭部分〜

この本は、JMMのメールマガジンで連載されている高田ケラー有子さんのコラムをまとめたものです。JMMのメールマガジンには様々な海外からのコラムが連載されていますが、その中で特に興味深く読んだものでした。
まだ書籍化される前に、私は高田さんにメールを送りました。これに対し、高田さんは大変丁寧なお返事をくださり、その時初めて出版についてのことを知りました。(高田さんのお返事は、金曜日発行の<その3>に掲載させていただきます。)その後一時帰国された際、高田さんと直接お会いしてお話する機会もいただき、ますますそのお人柄にひかれました。
今回は、この年末年始のお休みに是非読んでいただきたい本として、今日、明日、明後日と短めに3回に分けて「平らな国デンマーク」をご紹介します。

 〜 転載ここまで 〜
著者である高田さんから読者のみなさまに向けたメッセージです
「きゃりあ・ぷれす」読者のみなさまに、デンマークの子育て事情を中心とした社会背景などを綴った本のお知らせです。
ロッテルダムの Erasmus大学の教授が毎年行っている幸福度調査で2004年のデータとして、「デンマークは世界一幸福度の高い国である」と報じられていました。
人々が暮らしやすいと感じるその背景には、さまざまな要因があると思われます。私は、この国に来て8年になりますが、生活環境の変化の中で最初に痛感したことは、「なんて人間らしい生活なんだろう」ということでした。こんな生活ができたんだ、という新鮮な感動がありました。
子育てを通じてさまざまなことを息子といっしょに体験していくうちにも、その感動は色あせることなく、別の感動となって、素直な気持ちでこうした思いを伝えたいと思うようになりました。
もちろん、どこの社会にも明暗というか、受け入れがたい部分もあります。しかしながらそんな中でも、日本人が失いかけているものを、この国の人々は持ち続けているようにも思いますし、今の日本の社会にこそ問いかけたい、また考えるヒントにしていただきたいことがたくさんあります。
平らな国からの平らな意識を、自由な観点で読んでいただき、この本を読んだ後に、なにかしら日本人や日本の社会にもできるアイデアなどが、みなさんの心にとどまることを願います。
高田ケラー有子


※明日は、宮崎と高田さんの一問一答です。

 平らな国デンマーク—「幸福度」世界一の社会から (生活人新書) (新書) 高田 ケラー有子 (著)
平らな国デンマーク—「幸福度」世界一の社会から (生活人新書)
高田 ケラー有子 (著)