2000.8.30発行 vol.56
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■特集企画■

         <編集部からのメッセージ>

         〜登録者数1万人を超えて〜

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「きゃりあ・ぷれす」の読者が先月、ようやく1万人を突破しました。
長い間、読んでいただいている登録者の方、ご愛読ありがとうございます。
また、それ以外の方もどうぞよろしくお願いします。
今回は登録者数1万人を記念し、編集部スタッフから読者のみなさんへのメ
ッセージを特集いたします。

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■編集部からのメッセージ 〜登録者数1万人を超えて〜
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●「きゃりあ・ぷれす」が創刊されたのは、今から2年4カ月前の98年4
月でした。当時メールマガジン配信サイト「まぐまぐ」は誕生から1年数カ
月たったころで、次第に広く知れわたるようになっていましたが、今に比べ
れば登録者数も発行マガジン数も10分の1といったところだったと思いま
す。「きゃりあ・ぷれす」の紹介コピーにも“「まぐまぐ」初の働く女性応
援マガジン”と堂々とうたうことができました。

98年の3月27日に「まぐまぐ」サイト上に初登場し、いきなり300人を超
える方が読者登録してくださったのには、嬉しいやらびっくりするやら。発
行している私たちとしても予想外の多さで、身の引き締まる思いがしたもの
でした。創刊からおつきあいいただいている読者のみなさまには、感謝の気
持ちひとしおです。

その後、登録してくださった読者数は少しずつですが順調に伸び、創刊1年
後には配信サイト「Macky!」に、さらにほぼ1年後には「Pubzine」にマガ
ジン登録し、ついにひとつの節目と思える読者数1万人を超えることができ
ました。(2000年8月30日現在、総登録読者数1万241人)

「きゃりあ・ぷれす」のような堅めで長文のメールマガジンを、とりあえず
毎回メールボックスに送ってもいいよと言ってくださる方が1万人以上いる
ということは、結構大変なことだと思います。読者の方々に力をいただきな
がら、さらにフンドシのひもをしめてがんばっていかねばと編集部一同心を
あらたにしています。
これからもますます「きゃりあ・ぷれす」をどうぞよろしくお願いいたしま
す。

さて、「きゃりあ・ぷれす」ではこれを機に、第3回の読者アンケートを実
施しようと考えています。以前アンケートにご協力いただいた方も、是非も
う一度ご参加いただきたく思っています。

それに先立ち、今回は「読者のみなさまがこのアンケートによって知りたい
こと」をまず募集することになりました。アンケートの目的は、単に作り手
側が読者像やニーズを探るためのものでなく、調査結果を読者の方にフィー
ドバックすることによって、読者の方々に何らか役に立つものであることも
重要な使命だと考えるからです。

読者の方々には、いつもいつもお手数をおかけして申しわけありませんが、
とりあえず思いつくまま「アンケートでこんなことが知りたい」「他のみん
ながこのことについてどう思っているか知りたい」などをお寄せいただけれ
ば幸いです。よろしくお願いいたします。           (宮崎)


●「幸福とは、その人の才能と希望にかなった仕事のある状態をいう」。
最近、こんな言葉に出会いました。
この場合の「仕事」って、報酬の有無にかかわらず、その人や周囲にとって
意味のある活動や行為全般ですよね。私は思わず「膝ポン!」したくなるく
らい、大納得でした。

でも、その「仕事」は単に仕事そのものをやればすむものではなく、その人
と仕事を取り巻く環境・状況なども含んだものです。「仕事」がやりがいが
あり、いろんな意味で私たちに幸せをもたらしてくれる半面、戸惑いや悩み
のもとになってしまうことも多々あるでしょう。

「きゃりあ・ぷれす」の購読者数が1万人を突破しました。
1万人といえば、大きなコンサートホールの収容人数あるいは小さな町の人
口に匹敵する数字です。
これからは、キャリア・アップ関連以外にも、仕事上でみなさんが抱える小
さな問題などにも目を向けて、少しでもよい状態で毎日を送れるようなヒン
トも盛り込んでいけたらいいな。「きゃりあ・ぷれす」を読んだ1万人のみ
んなが元気になったり、くすっと笑えたり、気分転換ができたらいいな。そ
んなふうに考えています。
これからもどうぞよろしく。 みなさんのメール、お待ちしています。
                              (舩山)

●「きゃりあ・ぷれす」を読んでくださる方が1万人を超えたという知らせ
に、改めてその重みを感じています。いま、ネット上にあふれるメールマガ
ジンのなかで、1万という発行部数は決して大した数字とは言えません。で
も、1万人の読者の皆さんとともに自分たちがあるのだと思うとき、非常に
感慨深いものがあります。

隔週刊という、メルマガとしてはとてもゆっくりしたペースの発行にもかか
わらず、毎回の企画は悪戦苦闘の連続で、編集会議はいつも喧々囂々の議論、
議論、議論。自分が担当する原稿が思うように進まず、そのまま朝を迎えて
しまった苦い経験も。本業(?)の傍らできちんと継続してゆくには、正直
なところかなりのパワーと忍耐を要す仕事です。ですが、「1万人」をひと
つのターニングポイントとして、まだ自分にも見えていない「きゃりあ・ぷ
れす」のこれからに真摯に取り組んでゆきたいと考えます。   (広渡)


●編集に加わる前から「きゃりあ・ぷれす」は読んでいたのですが、私にと
って「きゃりあ・ぷれす」は普段はあまり考えないことなどを色々考えるこ
とのできる(考えさせられるかな)ツールの一つでした。
編集に参加している今でも同じ気持ちです。

また、読者の方も1万人を超えたということは、1万を超えた考え方で「き
ゃりあ・ぷれす」が読まれていることになります。今後はこの1万を超えた
考え方を「きゃりあ・ぷれす」の読者の方と共有していけるよう、今まで以
上に読者の方に参加していただける特集を組んでいきたいと思います。
                              (高橋)


●先日、購読していたメールマガジンがいつの間にか休刊になっていたこと
に気付き、あまり読まないメールマガジンを含めて、いくつか一度に解除し
てしまいました。
メールマガジンのよいところのひとつは簡単に登録・解除ができること。そ
れだけに、読者にとって必要がなくなったりおもしろくないと感じれば、す
ぐ解除されてしまうものなんですね。

そう考えると購読者数1万人はすごいことです。
改めて読者のみなさんに感謝するとともに、今後もよりよい「きゃりあ・ぷ
れす」にしていけるよう、一層努力していこうと思います。

また、みなさんからの貴重なご意見・ご感想・ご質問など、いつも参考にさ
せていただいております。たいへんありがとうございます。些細なことでも
他の読者の方と共感する部分は多いと思いますので、今後もどしどしメール
をお送りください。おまちしております。           (渡部)


●今回から編集に参加することになりました大箭(おおや)と申します。よ
ろしくお願いします。
学校を卒業して以来、十数年のあいだ働き続けてきました。
その間には、「こんな仕事したくない!」「働いているからこそ、毎日が充
実しているんだ」「働くだけでいいんだろうか?」と、自分の中で、自分自
身が内部分裂を起こしてしまう時期も多々ありました。それでも、働くこと
で出会えた人たち、学んだことが沢山あったと考えると、働くことによって
自分の人生を支えてきた気がします。

働くことが「生きていくためのお金をもらう」ためであるのも、変えようの
ない事実であったりします。だからこそ、より健やかな気持ちで働きたい…
…私自身はそう考えています。

充実した仕事ができた時、働くことに疲れた時、人生の中で迷子になってし
まった時、自分には「きゃりあ・ぷれす」を同じ気持ちで読む1万人の仲間
がいる(この仲間はきっと、どんどん増えます)、と感じてもらえる誌面づ
くりをめざしていきます。                  (大箭)