2016.11.19発行
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お知らせ

◇旧暦美人「ゆめ句会」冬・正月の会 
 参加者募集のお知らせ!
 次回「ゆめ句会」は、2017年1月14日(土)に 開催決定です。

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次回「ゆめ句会」は、2017年1月14日(土)に開催します!

さて、1月「冬・正月の会」の参加者募集です。
初心者、男性大歓迎!  先着10名様
お申し込み締め切り 2016年12月30日(金)
参加費 1000円
当日は、お好きな飲みものなどご持参ください。

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以下、講師の滝本結女さんからのご案内です。

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もう11月も下旬になってきました。
ぐっと冬色が深まり、このまま一気に押し迫って行きそうです。
さて、遅くなりましたが、冬・正月のゆめ句会のご案内です。
1月半ば。一年でも最も寒い季節ですが、
暦の上ではもうそこまで春が近づいています。
お正月気分が抜けて来たころですね。
頭を切り替えて、俳句頭を取り戻しましょう。

兼題

(竜の玉)
ユリ科の常緑多年草の竜の髭の実のこと。小さな球形をしていて、熟するとよく弾む。宝石のような、きれいな瑠璃色の実はアクセサリーにしたいほど。
はづみ玉、蛇の髭の実。
こんな実です。
http://hanabatake789.blog.fc2.com/img/20150114183242205.jpg/

  ※竜の玉深く蔵すといふことを     高浜虚子

  ※ころがればあたり明るし竜の玉   田中裕明

(冬深し)
まさに冬たけなわ。一年中で最も寒さの厳しい時期。 しみじみと人生の底を感じるような季節です。 冬深む 深き冬 冬さぶ 真冬 冬日。

  ※四囲の音聴き澄ます時冬深く    加藤楸邨

  ※冬深むなり透明な水飲んで     篠原圭介

(小正月)
元日のお正月に対して15日を中心した呼称。
月の満ち欠けに基づく旧暦では、1月1日(今年は西暦1/28)は新月で「大正月」。 15日(今年は西暦2/11)は満月で「小正月」として餅や団子を作ったり、小豆粥を煮て祝ったそうです。
女正月、15日正月、二番正月、花正月。

  ※衰ふや一椀おもき小正月      石田波郷

  ※誰も来よ今日小正月よく晴れし   星野立子 

 

冬・正月の季語なら、この兼題以外でも大丈夫。自分のつくりたい季語にチャレンジして大丈夫です。
ともかく、繰り返すようですが、どんな読み方でもいい、季語の持つ世界感を大切に、オリジナルを目指しましょう。

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【講師略歴】

滝本結女(たきもとゆめ)
愛媛県出身。
地方紙(文化面担当)記者時代を経て、昭和59年上京。
平成17年 白金「KIMA」句会入会。
平成18年 「毬」(河内静魚主宰)入会
著書に初句集「松山ミクロン」(文學の森社刊行)がある。

【開催日】

2017年1月14日(土)午後2時〜午後5時

【場所】

パンゲアソラリアム

東京都渋谷区恵比寿西1-24-1 3F

▼  地図

http://www.pangea.jp/solarium/access.html

【参加費】1000

【持参するもの】 

  • 筆記用具 (鉛筆、消しゴム等)
  • 歳時記(まだ持っていない方は自分が使いやすいもの、持ち歩きやすいコンパクトな文庫本サイズのものを購入されるとよい)
    例)俳句歳時記(角川学芸出版編)
      今はじめる人のための俳句歳時記 新版 (角川ソフィア文庫)
      合本俳句歳時記
    ※推薦図書は、http://www.pangea.jp/kyureki/kukai.html に記載しました。
  • お好きな飲みものなど。

当日、可能な方は下記の3つの季語で1句でも34句でも結構ですので、お持ちください。

(兼題)
  • 小正月 
  • 竜の玉 
  • 冬深し

これ以外の秋の季語を使った自分のつくりたい句もおもちください。

※句をお持ちいただくのが難しい場合は、お申込みメールにひと事その旨お書きそえください。

後日、やっぱり作ってみたという場合ももちろん歓迎です。

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【お申込み方法】

こちらのメールにてお申し込みください。 → kyureki@pangea.jp

お申し込みの際には、下記の事項をご記入ください。

  • お名前
  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • お住いの地域
  • TEL
  • E-Mail
  • ご質問等

今回も、もし宿題の句を作るのは初めは難しいと思っていらっしゃる方も参加していただけるように、1回目は宿題提出なしでも、出された句を味わうことだけのご参加も可能ということにいたしました。

それだけでも楽しい!と思います。

言葉が好きな方なら絶対楽しい「ゆめ句会」、ぜひこの機会に体験してみてください。

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どんなことやるの? とちょっと「?」な方も多いと思いますので「ゆめ句会のご案内」ページに句会の進行について記載しました。

http://www.pangea.jp/kyureki/kukai.html

選句の時に、誰の作かを完全にわからなくするためにとても工夫がなされています。 先生もベテランも新人も、完全に同じ土俵で腕試しできるなんてとってもフェアだと思いませんか? 句会の場では、全く平等に句を出し、互いに評価し合うのです。 江戸の庶民文化ってスゴい!

世知辛く、夢のない世の中だからこそ、こんな句会で遊びましょう!心を広げていきましょう!

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いつもとちょっと違う時間を体験してみてください。
みなさまのご参加、お待ちしております。

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『旧暦美人の会』

株式会社パンゲア 東京都渋谷区恵比寿西1-24-1  

mail: kyureki@pangea.jp

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お友達、お知り合いなどへのメール転送やSNSなどへの情報掲載は大歓迎です! 

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2016年11月19日 『きゃりあ・ぷれす』発行人 宮崎郁子