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犬と遊ぼう!情報満載!

『DOGGYぷれす』VOL.19

 2000.3.31(金)発行

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                        DOGGYぷれす編集部

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■ 特集:機動隊「特別救助隊」訓練に救助犬訓練士協会参加!

 

■桜咲く..〜〜 .飼い主・新一年生 〜〜

●犬を飼う〜その1〜[心構え]

●犬を飼う〜その2〜[身の回りの環境]

●犬を飼う〜その3〜[飼い主の義務]

 

■ 読者フォーラム(読者の皆様の質問や情報コーナー)

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東急棟横線の日吉駅近くに機動隊の学校はありました。

 

機動隊というとなにか重々しい感じがして、ちょっと怖いと思っていたのですが

たいへん感じがよく、ほっとしました。グランドにわりと大きな屋寝付きの訓練

用家屋を突貫工事で造っているところでした。救助犬の訓練ではいつも、もう少

し小さな簡易な家で練習していると思います。

訓練の内容として、2階建ての家が倒壊して2階部分が残ったという設定で行なわ

れました。まず、特別救助隊がガレキを取り除き、足場を確保します。そして、

中に生存者が居ないかどうかを救助犬を使って調べます。救助犬は生きている人

を発見すると吠えて、あるいはその場所を前脚でかいて場所を知らせます。

確認できたら、いよいよ救出が始まります。屋根に登り、穴を開け、入り込み、

中の状態を確認し、その場で応急処置をするか、救出してから処置をするのかは

その場の隊員の判断に任されるので重要な任務といえるでしょう。

 

的確に、スピーディーに行なっているか?人の命がかかっているのだから、正確

さと速さが必要。いろいろと考えさせられることが多い取材でした。

 

いま、新潟や神奈川など警察の問題が大きくクローズアップされていますが、今

回のこの取材を通しても少し不安は残りました。今回は春のからの訓練のため、

まだ訓練が徹底されていない感はありましたが、秋の防災訓練までにはばっちり

とでき上がるということでした。

どちらにしても、日本の災害救助活動については、阪神大震災でも、記憶に新し

い土石流の災害でも迅速な救助ができたかは疑問が残るところです。

 

警察なのか、消防隊なのか、自衛隊なのかではなく、本当の意味での救助のプロ

フェッショナルの育成が急務ではないかと思います。

 

救助犬などは非営利団体で運営されており、ボランティアの活動ですが、運営も

含めてたいへんだと思います。救助犬たちは倒壊寸前のところに入って行かなけ

ればならない状況にあるわけですから、民間の、それもご自分で自分の犬をその

ような場所に入れなければならない場合などは覚悟が必要のようです。まして、

訓練士の方々が、貸し出された民間の救助犬をそのような場所に入れるのは相当

の覚悟がなくてはなりません。

 

どちらにせよ、災害時に万全の体制で臨むのは厳しい訓練と日々の積み重ねがあ

ってこそだと考えさせられました。

(編集部 赤松)

 [連絡先]

NPO法人 救助犬訓練士協会

 

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■桜咲く....〜〜.飼い主・新一年生〜〜

 

暖かくなってきました春も、もうそこまで来ています。

小春日和にちょっとお散歩...そんな時「あ〜犬飼いたいな。」

なんて思う季節もこの時季です。「よし!決めた!」そう思っ

たら、犬について飼い主になるあなたが知っておきたいことを

一緒に考えたいと思います。

 

● 犬を飼う〜その1〜[心構え]

 

「犬を飼う」ということ、当たり前ですが犬は生き物です、家族の同意はもちろ

ん同居人(同居犬?)が加わるという認識をもう一度家族全員で確認しましょう

ただ、犬を擬人化するのはこれもまた間違いなので、犬の習性を受け入れる努力

も必要です。

 

「子犬は可愛い」もちろん!でも、ずっと子犬のままではありません。犬の一生

を家族が預かるのですから、責任は重大です。可愛がるだけでなく、餌食の世話

排泄の世話・散歩の分担や、しつけの号令の統一なども家族できちんと決めてお

くのも大切です。

 

●犬を飼う〜その2〜[身の回りの環境]

 

子犬を迎え入れる準備はできていますか?近所に犬嫌いの人いないか?散歩に

連れていく時は、その家の前は避けて散歩コースをつくる、また車の通りの少

ない道路など、ちょっとした心配りが快適なペットライフに繋がります。

また、近所に大きな公園や動物病院など、子犬の来る前の情報収集も大事です。

 

 

●犬を飼う〜その3〜[飼い主の義務]

 

狂犬病予防法による予防接種を行います。生後2ヶ月目に第一回目、たいていは

第一回目の予防接種が済んでから飼い主に引き渡されます。ペットショップや、

ブリーダーから譲り受ける場合は必ず確認をすること。生後3ヶ月目にもさらに

予防接種が必要です。以降、年に1回の予防接種が義務つけられています。

また5月にはフィラリアの予防薬を12月まで毎月忘れずに飲ませてあげましょう。

 

※予防接種のワクチンには、五種混合ワクチンと、七種混合ワクチンがあります。

どちらを受けたらよいかは、獣医師と相談して決めましょう。

 

※フィラリアとは蚊によって媒介される病気です。フィラリアの感染子虫が心臓

や灰動脈に寄生し、死に至ります。フィラリアは犬にとって悲惨な病気です。飼

い主が予防薬を怠らなければ必ず防げる病気ですので予防薬は投与してあげて下

さい。ワクチンの予防接種の際に獣医師に相談すればよいでしょう。

 

お互いの人生が豊かに、そして幸せになりたいものです。

大切なのは、やはり家族の協力と愛情です。

 

(編集部 武子)

 

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■ 読者フォーラム(読者の皆様の質問や情報コーナー)

 

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こんにちは、いつも楽しく『DOGGYぷれす』読んでいます。

3年前に愛犬のナスティー(ビーグル♂)が死んでしまってから、ずっと犬と

の生活は御無沙汰していたので、メールで参加するにはネタがなかったのです

が、とうとう先日 我が家にも3年ぶりに子犬がやってきました!家族全員が親

バカならぬ犬バカぶりです。

 

生後2ヶ月の♀柴犬のハナちゃんが、我が家に到着。最初は怯えてプルプル

震えていましたが、おばあちゃんと母の『「可愛い、可愛い」なでなで攻撃』

にすっかりリラックス。10分後には庭をちょこちょこ駆け回っていました。

 

そこで質問ですが、基本的なしつけを始めるのは、生後どのくらいが適当な時

期なのでしょう?教えて下さい。   (S・T)

 

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JKC公認訓練士の鈴木 茂一さんにお答え頂きました

 

一般的には、生後、6ケ月〜8ケ月の間に訓練を始めれば良いと、言われていま

すが日本犬の場合は、5ケ月位から始めるのがちょうど良いと思います。それま

では「自由運動」で、かまわないと思います。ただ、うんちや、おしっこ、のし

つけは、しっかりとやっておいた方が、良いのではないでしょうか。日本犬は、

外国犬と比べると、とても頑固な、性質を、持っています。むろん、例外もあり

ますが、全体的に見て頑固です。柴犬ぐらいの、大きさですと、一歳半で、成犬

になります。人間もそうですが、おとなになってしまうと、自分の考えが、固ま

ってしまいます。訓練は、服従作業です。犬にとっては、自分の意としない事も、

やらなければなりません。そのためにも、頭が、柔軟なうちに、やっておいた方

が、良いのです。

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 鈴木 茂一

TEL : 090-3213-7415

http://www2.ocn.ne.jp/~outline/Dog.htm

E-Mail: cxx45237@mopera.ne.jp

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『DOGGYぷれす』編集部(dog@pangea.jp)

 

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