■自分の身体にちょうどいいというのが「身の程」
ここで言う「身の程」とは、人間社会のなかでの身分のことではありません。「自分の身体にちょうどいい」というのがここで使っている「身の程」の意味です。
■私たちの身体には、かけがえのない大切なものが凝縮されている
周辺の過剰なものをいったん遠ざけて、静かに身体の内側を感じてみると、実は自分の身体にこそ本来の自然が残っているということに気づきます。自分の身体に命を与えてくれている空気や水や食物やそれにつながる土や風土、自然の営み、太古からの歴史や記憶や智恵とったものが自分というものを存在させているかけがえのないものだと気づくのです。いま、もういちど見直すべき大切なものが、実は私たちの身体にはすべて備わっていると感じることができます。
■「身の程」を忘れた進歩は、これ以上幸せをもたらさない
■自分の身体に目を向けること、「身の程」を知ることからこれからの方向性が見えてくる
■ 「身の程」のことをやってみることからシフトは始まる

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