きゃりあ・ぷれす

りーだーず・ぷれす
「自分で何かをやりたい」「発信したい」と考える
『きゃりあ・ぷれす』読者による連載コラムです。
各担当者がそれぞれのテーマをに沿って、
思いを綴りながら、自らを成長させていく過程は、
共通の悩み・興味を持つ読者の皆さんにとっても、
共感を持ってお読みいただけると思います。
ご意見やご感想、質問などもお待ちしています。
じょいさん
「私の履歴書(35歳から)」
第3回
資格取得のための試験勉強
こんにちは、じょいです。
ここ数日でぐっと秋らしくなりましたね、湿度が下がると見える景色も変わるから不思議です。皆様は今年の夏、どんなでした? 私はこの夏ちょっと欲張り過ぎて後半はガス欠寸前でへばり気味。 その訳は・・・。
1 これから下は落ちないラインの体重を落とす
2 約3年前から始めた楽器の発表会デビュー
3 資格取得の為の試験勉強
普段から努力のドの字もしていないのに、いきなり3つも目標を掲げてしまったから息切れしても当然なのです。今回はこの中の3「資格」について少しお付き合いください。
派遣会社に在籍中、実に多くの履歴書を拝見させていただきましたが履歴書の「資格」の内容って結構個性が出る所なんですよね。趣味の資格をどーんとのせたり、PCスクールで取った資格をここぞとばかりに披露したりで資格欄から話題が広がることも多いのです。特に社会経験を積んでからの資格取得には、ご本人の意思が強く反映されるので今後どのような働き方をしていきたいのかを聞き出すポイントです。現場の仕事ばかりだったけれど次はぜひ事務の仕事がしたい、趣味の時間を優先したい、職種を変えるための勉強時間を作りたい、家庭と仕事のバランスをどうとるか、やりがいは必要か?
かくいう私、40歳まで無資格でした。理由は資格に興味がなかったから。事務職という枠でなら何とかなる「実務経験」がある、と言えばかっこいいけれど、地方の会社で働く限りこれ以上はないという「開き直り」の方が当たっている気がします。それがこの派遣会社の方針で「第1種安全衛生管理者」を半強制的に取得したのが2年前。養成講座から2年越しで(苦労して)今年の春取ったのが「産業カウンセラー」。そしてカウンセラーの資格があって受験できるのが「キャリア・コンサルタント」。この夏の目標3に当たる資格です。派遣会社で多くの人と接する中で、メンタルの部分に興味が出た事がきっかけでした。その前にお世話になった会社の社長の口癖「まず思いありき」も心にずっと残っていて、ひとの「思い」にもう少しこだわりたかったんだと思います。仕事としてではなくて。凶悪な犯罪がある中でなかなか減らない毎年の自殺者。世の中で少しでも私に出来ることは何なのだろう?
どんな資格もそうですが、資格を取ってスタートです。この資格をどう使うのか、どうなりたいのか?目に見えない問題と日々格闘中。自分の資質が合う合わないは棚の上で、何が出来るかを考えて今は進むのみ。もしかして大変な道に足を踏み入れてしまったのかも・・・。 カウンセラーもキャリ・コンも、地方で一人立ちは難しいと言われる職種でこの問題にもいずれ向き合わないといけません。遠くを見るとあまりの坂道に途方にくれるから、今は10m先50m進む事に集中する。その10m先の受験は8月末の日曜日に終わり、今は10m先も闇だった事を知る。

この夏の目標3つとも結果6割程度の出来でした。1、2はそれで良いとしても3は7割ないと合格しないのよね。オリンピックを見ないで勉強すれば良かった!!泣き事を言っても始まらないけど集中するって、難しい。