きゃりあ・ぷれす

りーだーず・ぷれす
「自分で何かをやりたい」「発信したい」と考える
『きゃりあ・ぷれす』読者による連載コラムです。
各担当者がそれぞれのテーマをに沿って、
思いを綴りながら、自らを成長させていく過程は、
共通の悩み・興味を持つ読者の皆さんにとっても、
共感を持ってお読みいただけると思います。
ご意見やご感想、質問などもお待ちしています。
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よーちゃん さん
HAPPY WORK みつけたい!
第21回
「TOPの姿勢 」
6月から新しい仕事を2つさせていただく事になってから数ヶ月が経とうとしています。
1つは派遣で大手メーカーでの営業事務。もう1つはブライダル会場での音響オペレーターのお仕事です。(こちらはアルバイトです)オペレーターの方は以前エレクトーンを習っていてブライダル会場で演奏をしていた事があり、機会があったらまた音楽に関わるお仕事をしてみたいなと思っていた所、偶然見つけた求人で募集がされていた会社に軽い気持ちで応募をしてみたら、即採用していただけました。
いままで仕事面に関しては何でもそつなくこなす方で、大きな失敗やミスをした事がなく、あまり人に相談したり助けを求めたりする事がなかった(何かあったら私が何とかするとか言っていた方ですね)のですが、慣れない事を同時に始めるというのは想像していた以上にペースをつかむのに時間のかかる物なのですね。でも、どちらの会社でのお仕事もそこで働いている方達が「ちゃんとした方達」なので、前みたいに短期間で辞めたいという気持ちは全く起こらないですね。辞めた方がいいんではないかと思う時は自分がミスをして「申し訳ない」という気持ちからですね。でもこれは誰にでもある事だし真剣に取組みたいからそう思うんだなあと思うようにしています。
こういう気持ちは今後自分が人の前に立ってアドバイスをする立場になった時に役立つ、必要な経験なんだろうと思います。また、真面目に取組んでいれば、必要な時に助けが得られるんだなあという事にも気付きました。性格的に何でも自分で抱え込もうとしすぎる所があってそれで苦しい思いをした事もありましたが、きっと本当の意味で他人に心を開けていなかったのだと思います。
特に印象深い出来事は音響オペレーターとして勤務中、披露宴の事前準備の時から必要な素材が行方不明になっていたり(最後には見つかりましたが)機材のトラブルなどが続いて精神的に参っていた時に(今まで我慢して溜め込んでいた物が一気に噴出したのでしょうね)大人になって初めてかもですが、社長の前で大泣きしてしまいました。
その時にとても穏やかな口調で「話してくれてうれしかったですよ。会社側もフォローができてなくてごめんなさい」っておっしゃって頂いて。社長自らスタッフをフォローし、必要な時は現場にも足を運ぶ。他の社員の方もそんな姿勢をみて仕事をしているのが本当に分かります。きっと自分がしてもらった事を人に返しているのでしょう。「売り上げ、売り上げ」ってガツガツしていなくても新規の仕事が相次いで舞い込んで来ている状態らしいです。この会社は絶対大きくなるっ!!その様に思いました。大変だなと思う事もありますが嬉しいお話もいただけたりでがんばっていけそうです。
平日働いている会社も日系大手で本当に一般的な大企業のイメージそのままな感じですが、皆さん本当に一生懸命仕事に取組んでいて、私もできる事は精一杯していきたいと思います。嫌だなと思う人が1人もいないって奇跡に近いかもしれません(笑)派遣先の皆様や、派遣元の担当の方も本当によくフォローして頂けるので安心して仕事ができます。
100%完璧な職場はないと思うし、私が短期間で辞めてしまった職場にも素敵な所は沢山ありました。何でも自分でできていた様な気でいたのですが実際にそんな事はなく、多くの方達の助けがあって初めてなりたっていたんだなという本当に大切な事に気付けた気がします。 しっかりと自分を持って余裕が出てきた時に今度は自分ができることをしっかり返していこうと思います。仕事にしても人間関係にしてもすべて「ご縁」があっての事だから過去にうまくいかないなって思った事も後で考えてみると自分の成長のためには必要だったのだなあと思います。今はあれこれ考えずに目の前の事に真摯に取組んでいこうと思います。